日本だとParamount+が見れない…
Paramount+が日本だと見れない理由が知りたい
日本にいながらParamount+を見れる方法が知りたい
Paramount+(パラマウントプラス)は、欧米諸国向けに動画配信を提供しているサービスです。
2021年3月に発足したばかりですが、アメリカの一大映画会社「パラマウント・ピクチャーズ」が運営しているので、かなりの規模を誇ります。
普通の手段では日本からParamount+を見る事はできませんが、VPNを使えばこの問題を解決できます。
VPNからアメリカサーバーに接続し、更にParamount+公式サイトへアクセスする事で日本でも視聴可能です。
他にもニュースやライブスポーツなど取り扱いも豊富で、アメリカの番組が好きな方には満足のいく内容となるでしょう。
今回は日本からParamaount+を見る方法や、おすすめのVPNなどを詳しくご紹介します。
※ 2024年9月時点で視聴を確認できている方法です
日本からParamount+が見れない理由
Paramount+のサービス範囲は現在、欧米諸国に限られています。
2023年12月に日本上陸が決定しましたが、作品のラインナップや月額料金についてはまだ明らかになっていません。
日本からのアクセスはまだ受け付けておらず、実際に日本からParamount+公式サイトにアクセスすると、エラーメッセージと共に弾かれてしまいます。
アクセス元のIPアドレスを確認し、それが対象国ではないとブロックされるという仕組みです。
しかし、VPNでアメリカのサーバーと接続すれば、まるでアメリカ国内からアクセスしているかのように装う事ができます。
この方法なら日本でもParamount+の視聴ができるので、海外の動画配信サービスと契約する際は試してみてください。
地域制限(ジオブロック)とは
日本からParamount+が見れない問題は、、地域制限、別名ジオブロックと呼ばれる現象によるものです。
ジオブロックとは、インターネット上のコンテンツが一定の地域内でのみ閲覧可能で、その他の地域からはアクセスが制限されることを意味します。
この制限は、ウェブサイトやオンラインサービスがユーザーのIPアドレスを特定し、その情報を元にユーザーの位置を判断することで成り立っています。
例として、日本国内限定で設定された動画配信サービスに日本国外からアクセスしようとすると、「この地域では使用できません」というメッセージが現れ、視聴が不可能になります。
このような地域制限は、著作権やライセンス契約、各地域の法律や規則などの様々な要因によって設定されることがあります。
日本からParamount+を見る方法!VPN利用で快適に視聴可能
日本からParamount+を見る場合はVPNの利用がおすすめです。
VPNは「仮想専用線」といわれており、日本から海外のサービスを利用する際に、海外のサーバーを経由してアクセスできるため、Paramount+など日本からは利用ができないサービスでも使えるようになります。
Paramount+から見ると、アクセス元はアメリカだと判断されるので、日本からVPNとアメリカのサーバーを接続すればそのまま見る事ができます。
また個人情報を暗号化させ、ハッカーなど他人に自分のデータを盗み見されにくくなるので、セキュリティの強化にも繋がります。
この方法なら日本にいながらでも安心かつ安全にParamount+を楽しめるでしょう。
VPNとは
「VPN」という用語は、「Virtual Private Network」の略称で、日本語では「仮想専用線」と表されます。これは、実際に存在する専用の回線のように機能する仮想的なネットワークを指します。
この技術は、ユーザーとWebサービスの間に特別な通信チャンネル、すなわち「専用トンネル」を作成し、そこを通じてデータのやり取りを行うことで、通信の安全性とセキュリティを高めるものです。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(「トンネリング」)。
VPN接続とは?VPNの基本とメリット・デメリットを紹介|ICT Digital Column
公共の無料Wi-Fiを利用する際や、異なる場所間でデータの交換が必要な場合に、インターネット上でのセキュリティを強化する目的でVPNが使用されます。
さらに、日本国内でアクセスが制限されているサービスに繋げたい時や、規制が厳しい国々から日本のサービスを使いたい場合などにも、VPNサービスが利用されることが多いです。
日本からParamount+を見るのにおすすめのVPN3選
NordVPN
サービス名 | NordVPN |
---|---|
月額料金 | 月550円〜 |
サーバー数 | 6000台以上 |
サーバー設置国数 | 111ヵ国以上 |
運営国 | パナマ共和国 |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、 Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
\ 30日間全額返金保証付き /
NordVPNは通信速度が非常に速く、動画を快適に見たい場合には最適のVPNです。
その秘密は「NordLynx(ノードリンクス)」と呼ばれる独自プロトコルにあり、世界最高を誇る通信速度のお陰で常に安定した状態で視聴できます。
全世界で1500万人が利用しており、VPN市場でも圧倒的なシェアを占めている事から、業界大手の安心感を得たい方にもおすすめです。
またNordVPNならほとんどの動画配信サービスにアクセスできるので、一度契約すればアクセス制限もまとめてクリアできます。
ノーログポリシーを宣言しており、通信ログや閲覧履歴などのデータを一切残さず、盗まれる心配がないので安心して利用できます。
PCだけでなくスマホ専用のアプリも存在し、ワンタッチでサーバーに接続できる点からもおすすめです。
ExpressVPN
サービス | ExpressVPN |
---|---|
月額料金 | 6.67ドル~ |
VPNサーバ数 | 3,000台以上(94ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
返金保証 | 30日間 |
\ 30日間全額返金保証付き /
ExpressVPNはイギリス領ヴァージン諸島に拠点を置くVPNであり、NordVPN同様に世界中で愛用されています。
タイを含めた94ヵ国に3000台以上ものVPNサーバーを提供しているため、GMM25も問題なく利用できます。
通信速度やサーバー数の多さも目を引きますが、ExpressVPN独自の特徴と言えるのが、1アカウントにつき8台までの同時接続ができる点です。
1人で8台分も使う方はほぼ見られないので、家族とのシェアで使うのが好ましいでしょう。
同時接続できるデバイスはPCやスマホのみならず、ゲーム機にも対応しているので、動画視聴に捉われない多様な使い方が期待できます。
またサポートセンターも24時間日本語対応しているので、万が一問題があってもすぐに相談し、解決できるかもしれません。
Surfshark
サービス | Surfshark |
---|---|
月額料金 | 308円~ |
VPNサーバ数 | 3,200台以上(100ヵ) |
暗号化アルゴリズム | AES-256-GCM |
同時接続台数 | 無制限 |
返金保証 | 30日間 |
\ 30日間全額返金保証付き /
Surfsharkは年々ユーザー数を増やし、近年では大手VPNサービスの1つに数えられるまでに成長したブランドの1つです。
「同時接続デバイス数が無制限」という他のVPNにはない特徴があり、使い勝手の良さもあって高評価が多いです。
表示や各種機能利用によるレスポンスに引っ掛かりやすい点など、VPN利用でよく見られる違和感も覚えないという声が多いので、使い勝手は非常に良好と言えます。
複数のデバイスと接続しながら家族で共有したい場合など、接続台数を重視したい方におすすめのVPNです。
長期契約によって数千円単位の大幅な割引が適用されるなど、年単位での利用を見越したユーザー向けのお得なサービスも用意しています。
各方面でのサービスが充実し、ユーザーの様々なニーズにも対応しているので、誰でも快適に利用できるでしょう。
VPNを使い日本からParamount+を見る具体的な手順
- VPNを契約する
- VPNのアプリをインストールする
- Paramount+のアプリを起動してログインする
- アメリカサーバーに接続する
- Paramount+にアクセスする
VPN(NordVPN)を契約する
NordVPNのトップページから「お得に購入」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報の入力など、画面の指示に従って契約を行います。
料金プランは、1ヶ月、1年、2年と3つ用意されています。短期間だけの利用であれば1ヶ月プランでOK。今後も海外で利用する場合は1年プランや2年プランで契約すると契約年数に応じて月額料金が安くなります。
VPN(NordVPN)のアプリをインストールする
次にNordVPNのアプリをインストールします。App StoreかGooglePlayから「NordVPN」と入力し検索、公式アプリをインストールしてください。
Paramount+のアプリを起動してログインする
Paramount+は日本だと配信されていないので、アメリカのApp Storeからダウンロードする必要があります。
アカウント登録にはApple IDも必要ですが、2~3分程度で開設できるのですぐに終わります。
支払い方法としてUS版ギフトコードを登録し、アプリから「Redeem Gift Card or Code」という項目をタップし、指示に従って残高を追加してください。
これでParamount+を利用できるようになったので、アプリを起動してそのままログインしましょう。
アメリカサーバーに接続する
インストールが完了したらNordVPNを起動させ、アメリカのVPNサーバーに接続しましょう。
NordVPNの検索窓で「アメリカ(United States)」と入力し、そのまま「接続」をクリックすればOKです。
サーバーを選んで少し待つと、バーメニューの鍵マークが「接続済み」に変わり、アメリカのサーバーと接続された状態になるので、そのままParamount+の公式サイトにアクセスしてください。
登録したメールアドレスやパスワードに加え、2段階認証をオンしている場合は、認証コードも入力しましょう。
公式サイトが正しく表示され、自由に閲覧できるようになっていれば接続完了です。
Paramount+にアクセスする
VPNのアメリカサーバーに接続した状態で、Paramount+公式サイトにアクセスします。
広告付き(Essential)、広告なし(Premium)の2種類から好きなプランを選ぶ必要があり、どちらかを選んで登録しましょう。
広告付きプランは月額4.99ドル(約600円)で利用でき、広告や一部機能の制限が付いてきますが、他の動画配信サービスと比べても良心的な値段です。
広告なしプランは月額9.99ドル(約1600円)で利用でき、広告なしかつデータ容量の制限なしで見れるので非常にお得です。
ライブ中継など全ての機能を使えるので、余裕があればこちらを選ぶといいでしょう。
プランを選択したら、氏名やメールアドレスなど必須事項を入力します。
郵便番号はアメリカ国内のものである必要があるため、ホテルの住所など適当なものを入力すれば大丈夫です。
全ての手続きを終えた状態でParamount+公式サイトにアクセスできれば登録完了です。
無料VPNで日本からParamount+を見ることはできる?
- ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
- ユーザーの活動データが広告業者に送られている
- 信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
- 暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
無料VPNの管理者も善意で提供する者ばかりとは限らず、ユーザーの行動を監視している事も考えられます。
無料VPNでは基本的に通信を暗号化していないので、クリックしただけでユーザーの行動が管理者に筒抜けになってしまうケースが非常に多いです。
オーストラリアの研究機関が行った調査によると、対象の無料VPNアプリ283個のうち、84%が通信の際に適切な暗号化を施していない事が判明しました。
つまり第三者から個人情報を盗まれたり、閲覧中のコンテンツから追跡されるリスクが非常に高いという訳です。
自分の個人情報を守るためにも、無料VPNの使用は原則として避けてください。
ユーザーの活動データが広告業者に送られている
無料VPNが広告収入をメインとしている場合、広告が表示される機会が非常に多いです。
広告表示による合法的な手段で稼ごうとする業者もいますが、一方でユーザーの活動データを勝手に売ったり、利用したりする業者の存在も確認されています。
特に画像や音声データ、端末やアプリの履歴といった個人データは高値で売買できるので、広告業者から狙われやすいです。
実際に無料VPNから得た情報を元にして、暗号資産の不正売買が行われたという事件もありました。
これらのリスクを踏まえると、有料VPNを利用した方がはるかに安全だと言えます。
信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
個人情報は価値ある商材なので、マーケティングから悪用まで様々な理由で利用されやすいです。
VPNの運用や暗号化システムの維持には相当な経費がかかるので、業者は広告収入によってその経費を賄おうとします。
広告収入は真っ当な手段ですが、もう1つの手段として個人情報の流出があり、ユーザーの個人情報を売ってお金に替えるという悪質なものです。
特に信頼性の低い業者や運営元はこの手段を取る傾向が強いので、無料VPNを利用していると引っ掛かりやすくなります。
有料VPNならともかく、無料VPNにはノーログポリシーが備わっていない事が多く、ログから追跡されて個人情報を盗まれてしまう場合があります。
暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
無料VPNは暗号化技術が不十分で、セキュリティも脆弱な場合が多いです。
そのためマルウェアなど悪意のあるシステムには弱く、データも盗まれやすくなっています。
現在最も安全と言われている暗号化基準「AES-256」は、解読も事実上不可能とされる非常に高度なものです。
安全性については政府レベルで信頼度が高く、NordVPNなど主流の有料VPNにはほぼ全てが実装されています。
個人情報の保護についてもかなりこだわっているので、実際に使ってみるとその安全性を実感できるかもしれません。
Paramount+の基本情報
Paramount+は完全新規のサービスではなく、2014年にスタートしたCBS-All Access のバージョンアップ版です。
2019年に親会社のビアコムがCBSとParamountを合併し、更なる事業拡大を目的に掲げ、2021年にParamount+がリリースされました。
動画配信サービスとしては珍しく、スポーツ中継やニュースもコンテンツとして扱っており、オールインクルードのサブスクサービスとなっている点も大きな魅力です。
アメリカのドラマやバラエティー、映画、ニュース、スポーツなどの人気コンテンツを多数取り扱っており、日本では見れない番組を楽しめます。
そのため海外スポーツ中継やアメリカのバラエティー番組をリアタイ視聴したい方にも最適です。
日本からParamount+を見る場合によくある質問
VPNでParamount+を見るのは違法?
VPN接続は日本とアメリカにおいては合法なので、使っても罰せられる心配はありません。
中国など、一部の国では違法もしくは規制扱いとなりますが、ほとんどの国では問題なく使えます。
VPNで接続してもParamount+が見れない場合は?
VPN接続してもParamount+が見れない場合、サーバーの混雑などが原因として考えられます。
特に海外アクセス規制のあるサイトだと、VPNのジオブロックとブロック解除を繰り返すため、おのずと繋がりづらくなる可能性が高くなります。
その場合はサーバーを切り替えたり、しばらく経ってから再度ログインすれば、解決できる可能性が高いです。
それでも問題が長引く場合は、VPNサービスのカスタマーサポートに相談するといいでしょう。
NordVPNなどのライブチャット対応VPNサービスなら、すぐに対応してもらえるので契約先にしておくと便利です。
Paramount+でサブスクの変更はできる?
Paramount+は動画配信サービスの仲では珍しく、サブスクの変更が途中からできます。
方法はAppleアカウントを開き、「Subscription」という項目を選ぶだけです。
そこからプランの変更及びキャンセルができるので、広告付きプランから広告なしプランに変えたくなった場合でも安心です。
広告付きプランの利用中にエラーコードが出た場合は?
公告付きプランを利用していると、時折エラーコード「111」が表示される場合があります。
これはVPNの広告ブロック機能が干渉を起こしているのが原因で、VPNに接続している間はずっと表示されます。
使用中のVPNの広告ブロック機能をOFFにし、VPNを再接続すれば解決できる可能性が高いです。
パソコンのみならずスマホでも起こりうる現象なので、対処法を覚えておくと便利です。
日本からParamount+を見る方法まとめ
- Paramount+は国外での利用を制限していることから日本から視聴できない
- VPNを使うことで日本でも海外と同じように見ることができる
- おすすめの有料VPNはNordVPN、ExpressVPN、Surfsharkの3つ
- Paramount+ならアメリカの人気コンテンツがまとめて見放題になる!
日本からParamaount+を見る方法や、おすすめのVPNなどを紹介してきました。
2023年12月から日本でのサービス開始が予定されていますが、まだ実装はしておらず、日本から普通にアクセスしようとしてもブロックされてしまいます。
しかし、VPNを使えばこの問題を解決でき、日本にいながらでも見れるようになります。
映画やドラマはもちろん、ニュースやバラエティーといった他の動画配信サービスではあまり見れないものもあるので、かなりお得と言えるでしょう。
特に人気が高い有料VPNはNordVPN、ExpressVPN、Surfsharkの3つです。
無料VPNでは管理者がユーザーの行動を追跡したり、ユーザーの活動データや個人情報を流出したりと、違法行為も多く報告されているので、使わない方が無難です。
アメリカの人気コンテンツが好きな方はParamaount+に登録し、見たい作品を好きなだけ楽しんでください。