日本だとKKTVが見れない…
KKTVが日本だと見れない理由が知りたい
日本にいながらKKTVを見れる方法が知りたい
KKTV(ケーケーティービー)は、台湾国内で配信されているストリーミングサービスです。
台湾発のサービスという事もあり、中国で制作されたドラマ・映画の取り扱い数が豊富で、中には日本未配信の作品もあります。
KKBOXという音楽専門の配信サイトが運営しており、約5,000万曲もの楽曲が聞き放題になっているのも嬉しい点です。
日本からKKTVにアクセスするとジオブロックにより弾かれてしまいますが、VPNを使えばこの問題を解決できます。
KKTVの番組を見れるだけでなく、VIP会員に登録する事で便利な機能や特典をコンテンツ内で利用できるので、台湾作品が好きな方は利用してみてください。
今回はVPN経由でKKTVを視聴する方法やおすすめのVPNを紹介します。
※ 2024年9月時点で視聴を確認できている方法です
日本からKKTVが見れない理由
KKTVが動画を配信する範囲は台湾など一部のアジア地域に限られており、日本での配信は今のところ予定されていません。
日本からのアクセスは受け付けておらず、実際に日本からKKTVにアクセスすると、エラーメッセージと共に弾かれてしまいます。
アクセス元のIPアドレスを確認し、それが対象国ではないとブロックされるという仕組みです。
しかし、VPNで台湾のサーバーと接続すれば、まるで台湾国内からアクセスしているかのように装う事ができます。
この方法なら日本でもKKTVの視聴ができるので、海外の動画配信サービスと契約する際は試してみてください。
地域制限(ジオブロック)とは
日本からKKTVが見れない問題は地域制限、別名ジオブロックと呼ばれる現象によるものです。
ジオブロックとは、インターネット上のコンテンツが一定の地域内でのみ閲覧可能で、その他の地域からはアクセスが制限されることを意味します。
この制限は、ウェブサイトやオンラインサービスがユーザーのIPアドレスを特定し、その情報を元にユーザーの位置を判断することで成り立っています。
例として、日本国内限定で設定された動画配信サービスに日本国外からアクセスしようとすると、「この地域では使用できません」というメッセージが現れ、視聴が不可能になります。
このような地域制限は、著作権やライセンス契約、各地域の法律や規則などの様々な要因によって設定されることがあります。
日本からKKTVを見る方法!VPN利用で快適に視聴可能
日本からKKTVを見る場合はVPNの利用がおすすめです。
VPNは「仮想専用線」といわれており、日本から海外のサービスを利用する際に、海外のサーバーを経由してアクセスできるため、KKTVなど日本からは利用ができないサービスでも使えるようになります。
KKTVから見ると、アクセス元は台湾だと判断されるので、日本からVPNと台湾のサーバーを接続すればそのまま見る事ができます。
また個人情報を暗号化させ、ハッカーなど他人に自分のデータを盗み見されにくくなるので、セキュリティの強化にも繋がります。
この方法なら日本にいながらでも安心かつ安全に台湾・中国の映画やドラマを楽しめるでしょう。
VPNとは
「VPN」という用語は、「Virtual Private Network」の略称で、日本語では「仮想専用線」と表されます。これは、実際に存在する専用の回線のように機能する仮想的なネットワークを指します。
この技術は、ユーザーとWebサービスの間に特別な通信チャンネル、すなわち「専用トンネル」を作成し、そこを通じてデータのやり取りを行うことで、通信の安全性とセキュリティを高めるものです。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(「トンネリング」)。
VPN接続とは?VPNの基本とメリット・デメリットを紹介|ICT Digital Column
公共の無料Wi-Fiを利用する際や、異なる場所間でデータの交換が必要な場合に、インターネット上でのセキュリティを強化する目的でVPNが使用されます。
さらに、日本国内でアクセスが制限されているサービスに繋げたい時や、規制が厳しい国々から日本のサービスを使いたい場合などにも、VPNサービスが利用されることが多いです。
日本からKKTVを見るのにおすすめのVPN3選
NordVPN
サービス名 | NordVPN |
---|---|
月額料金 | 月550円〜 |
サーバー数 | 6000台以上 |
サーバー設置国数 | 111ヵ国以上 |
運営国 | パナマ共和国 |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、 Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
\ 30日間全額返金保証付き /
NordVPNは通信速度が非常に速く、動画を快適に見たい場合には最適のVPNです。
その秘密は「NordLynx(ノードリンクス)」と呼ばれる独自プロトコルにあり、世界最高を誇る通信速度のお陰で常に安定した状態で視聴できます。
全世界で1500万人が利用しており、VPN市場でも圧倒的なシェアを占めている事から、業界大手の安心感を得たい方にもおすすめです。
またNordVPNならほとんどの動画配信サービスにアクセスできるので、一度契約すればアクセス制限もまとめてクリアできます。
ノーログポリシーを宣言しており、通信ログや閲覧履歴などのデータを一切残さず、盗まれる心配がないので安心して利用できます。
PCだけでなくスマホ専用のアプリも存在し、ワンタッチでサーバーに接続できる点からもおすすめです。
ExpressVPN
サービス | ExpressVPN |
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月額料金 | 6.67ドル~ |
VPNサーバ数 | 3,000台以上(94ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
返金保証 | 30日間 |
\ 30日間全額返金保証付き /
ExpressVPNはイギリス領ヴァージン諸島に拠点を置くVPNであり、NordVPN同様に世界中で愛用されています。
台湾を含めた94ヵ国に3000台以上ものVPNサーバーを提供しているため、KKTVも問題なく利用できます。
通信速度やサーバー数の多さも目を引きますが、ExpressVPN独自の特徴と言えるのが、1アカウントにつき8台までの同時接続ができる点です。
1人で8台分も使う方はほぼ見られないので、家族とのシェアで使うのが好ましいでしょう。
同時接続できるデバイスはPCやスマホのみならず、ゲーム機にも対応しているので、動画視聴に捉われない多様な使い方が期待できます。
またサポートセンターも24時間日本語対応しているので、万が一問題があってもすぐに相談し、解決できるかもしれません。
Surfshark
サービス | Surfshark |
---|---|
月額料金 | 308円~ |
VPNサーバ数 | 3,200台以上(100ヵ) |
暗号化アルゴリズム | AES-256-GCM |
同時接続台数 | 無制限 |
返金保証 | 30日間 |
\ 30日間全額返金保証付き /
Surfsharkは年々ユーザー数を増やし、近年では大手VPNサービスの1つに数えられるまでに成長したブランドの1つです。
「同時接続デバイス数が無制限」という他のVPNにはない特徴があり、使い勝手の良さもあって高評価が多いです。
表示や各種機能利用によるレスポンスに引っ掛かりやすい点など、VPN利用でよく見られる違和感も覚えないという声が多いので、使い勝手は非常に良好と言えます。
複数のデバイスと接続しながら家族で共有したい場合など、接続台数を重視したい方におすすめのVPNです。
長期契約によって数千円単位の大幅な割引が適用されるなど、年単位での利用を見越したユーザー向けのお得なサービスも用意しています。
各方面でのサービスが充実し、ユーザーの様々なニーズにも対応しているので、誰でも快適に利用できるでしょう。
VPNを使い日本からKKTVを見る具体的な手順
- VPNを契約する
- VPNのアプリをインストールする
- VPNから台湾のサーバーに接続する
- KKTV公式サイトから登録する
- KKTVで好きな番組を視聴する
VPN(NordVPN)を契約する
NordVPNのトップページから「お得に購入」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報の入力など、画面の指示に従って契約を行います。
料金プランは、1ヶ月、1年、2年と3つ用意されています。短期間だけの利用であれば1ヶ月プランでOK。今後も海外で利用する場合は1年プランや2年プランで契約すると契約年数に応じて月額料金が安くなります。
VPN(NordVPN)のアプリをインストールする
次にNordVPNのアプリをインストールします。App StoreかGooglePlayから「NordVPN」と入力し検索、公式アプリをインストールしてください。
VPNから台湾のサーバーに接続する
次はNordVPNを開き、台湾のサーバーに接続しましょう。
NordVPNの世界地図から使いたいサーバーを選び、「QUICK CONNECT」をタップすれば接続スタートします。
NordVPNのサーバー一覧から「台湾(Taiwan)」を選び、そのまま「接続」をクリックすればOKです。
サーバーを選んで少し待つと、バーメニューの鍵マークが「接続済み」に変わり、台湾のサーバーと接続された状態になるので、そのままESPNの公式サイトにアクセスしてください。
登録したメールアドレスやパスワードに加え、2段階認証をオンしている場合は、認証コードも入力しましょう。
公式サイトが正しく表示され、自由に閲覧できるようになっていれば接続完了です。
KKTV公式サイトから登録する
VPN接続に成功したら、次はKKTV公式サイトで会員登録を済ませましょう。
登録しなくても利用はできますが、視聴できるコンテンツに制限があるので、会員登録した方がお得になります。
トップページ右上の「登録」をクリックし、メールアドレスやパスワードなどの必要情報を入力してください。
すると認証メールが登録したメールアドレス宛に届くので、認証すれば登録完了です。
KKTVで好きな番組を視聴する
会員登録が完了したら、KKTVの公式サイトから好きな番組を視聴しましょう。
KKTVでは日本・中国・韓国のエンタメ作品を取り揃えており、放送されたばかりの最新ドラマも見れます。
地域別に配信作品をまとめる事もでき、例えば台湾のドラマを見たい場合、【地區】(エリア)→【台灣】と選ぶ事で台湾ドラマの一覧を表示できます。
配信中の作品は全て日本語字幕に対応しているので、内容が把握しやすいのも嬉しい点です。
またGoogle翻訳やブラウザ拡張機能でメッセージを日本語にしておくと、操作が楽になるので会員登録前に済ませておくといいでしょう。
無料VPNで日本からKKTVを見ることはできる?
- ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
- ユーザーの活動データが広告業者に送られている
- 信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
- 暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
無料VPNの管理者も善意で提供する者ばかりとは限らず、ユーザーの行動を監視している事も考えられます。
無料VPNでは基本的に通信を暗号化していないので、クリックしただけでユーザーの行動が管理者に筒抜けになってしまうケースが非常に多いです。
オーストラリアの研究機関が行った調査によると、対象の無料VPNアプリ283個のうち、84%が通信の際に適切な暗号化を施していない事が判明しました。
つまり第三者から個人情報を盗まれたり、閲覧中のコンテンツから追跡されるリスクが非常に高いという訳です。
自分の個人情報を守るためにも、無料VPNの使用は原則として避けてください。
ユーザーの活動データが広告業者に送られている
無料VPNが広告収入をメインとしている場合、広告が表示される機会が非常に多いです。
広告表示による合法的な手段で稼ごうとする業者もいますが、一方でユーザーの活動データを勝手に売ったり、利用したりする業者の存在も確認されています。
特に画像や音声データ、端末やアプリの履歴といった個人データは高値で売買できるので、広告業者から狙われやすいです。
実際に無料VPNから得た情報を元にして、暗号資産の不正売買が行われたという事件もありました。
これらのリスクを踏まえると、有料VPNを利用した方がはるかに安全だと言えます。
信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
個人情報は価値ある商材なので、マーケティングから悪用まで様々な理由で利用されやすいです。
VPNの運用や暗号化システムの維持には相当な経費がかかるので、業者は広告収入によってその経費を賄おうとします。
広告収入は真っ当な手段ですが、もう1つの手段として個人情報の流出があり、ユーザーの個人情報を売ってお金に替えるという悪質なものです。
特に信頼性の低い業者や運営元はこの手段を取る傾向が強いので、無料VPNを利用していると引っ掛かりやすくなります。
有料VPNならともかく、無料VPNにはノーログポリシーが備わっていない事が多く、ログから追跡されて個人情報を盗まれてしまう場合があります。
暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
無料VPNは暗号化技術が不十分で、セキュリティも脆弱な場合が多いです。
そのためマルウェアなど悪意のあるシステムには弱く、データも盗まれやすくなっています。
現在最も安全と言われている暗号化基準「AES-256」は、解読も事実上不可能とされる非常に高度なものです。
安全性については政府レベルで信頼度が高く、NordVPNなど主流の有料VPNにはほぼ全てが実装されています。
個人情報の保護についてもかなりこだわっているので、実際に使ってみるとその安全性を実感できるかもしれません。
KKTVの基本情報
KKTVは台湾発の音楽配信サービス「KKBOX」が運営しており、2004年にサービスを開始しました。
2010年には日本のKDDIによって子会社化され、日本のエンタメ作品も取り扱うようになり、現在も世界中で利用者を増やし続けています。
約5,000万曲もの楽曲を提供しており、アジア市場でのC-Pop(チャイナポップ)やK-Popに強いのが特徴です。
中国や台湾では違法配信サイトの乱立が多かったですが、ここ最近は規制が厳しくなり、ほとんどのサイトが閉鎖されました。
一方、KKTVは著作権や配給権の管理がしっかりしており、合法的にコンテンツが楽しめます。
きっちりと版権が管理されているので、ユーザーが安心して利用できる点からもおすすめです。
日本からKKTVを見る場合によくある質問
VPNでKKTVを見るのは違法?
VPN接続は日本と台湾においては合法なので、使っても罰せられる心配はありません。
中国など、一部の国では違法もしくは規制扱いとなりますが、ほとんどの国では問題なく使えます。
VPNで接続してもKKTVが見れない場合は?
VPN接続してもKKTVが見れない場合、サーバーの混雑などが原因として考えられます。
特に海外アクセス規制のあるサイトだと、VPNのジオブロックとブロック解除を繰り返すため、おのずと繋がりづらくなる可能性が高くなります。
その場合はサーバーを切り替えたり、しばらく経ってから再度ログインすれば、解決できる可能性が高いです。
それでも問題が長引く場合は、VPNサービスのカスタマーサポートに相談するといいでしょう。
NordVPNなどのライブチャット対応VPNサービスなら、すぐに対応してもらえるので契約先にしておくと便利です。
KKTVの語学学習機能でできる事は?
KKTVで流れる台湾語や韓国語を学ぶべく、語学学習という機能を活かす動きが活発化しています。
映画やドラマを見ながら台湾語や韓国語の勉強ができるので、普段忙しくて時間が取れない方にもおすすめです。
KKTVで配信されている一部の作品には語学学習用のジャンルが用意されており、セリフをリピート再生する事で繰り返し学習する事ができます。
表示される日本語字幕も自然な翻訳なので、意味がわからなくなるという事もまずないでしょう。
KKTVの2種類ある有料プランはどちらがお得?
KKTVでは有料プラン(VIP会員)が2種類あり、会員登録時に月額プランと年額プランから好きな方を選べます。
有効期間はもちろん利用料金も異なり、月額プランだと558円、年額プランだと7,507円となります。
オフラインで見れるようになったり、常にHD高画質で配信されたりと、いい事づくめなのでVIP会員に入った方が便利です。
どちらのプランがお得かは利用者によって判別が異なると思うので、お好きな方を選んで問題ありません。
日本からKKTVを見る方法まとめ
- KKTVは国外での利用を制限していることから日本から視聴できない
- VPNを使うことで日本でも海外と同じように見ることができる
- おすすめの有料VPNはNordVPN、ExpressVPN、Surfsharkの3つ
- KKTVなら台湾エンタメをまとめて楽しめる!
VPN経由でKKTVを視聴する方法やおすすめのVPNを紹介しました。
台湾の映画やドラマに加え、C-PopやK-Popの取り扱い数も非常に豊富で、5,000万曲という他の音楽サイトを上回る数の楽曲が聴き放題になっています。
日本からアクセスしてもジオブロックによって弾かれてしまいますが、VPNを使えば見れるようになります。
利用するなら有料VPNの方がおすすめで、特に人気が高いのはNordVPN、ExpressVPN、Surfsharkの3つです。
無料VPNでは管理者がユーザーの行動を追跡したり、ユーザーの活動データや個人情報を流出したりと、違法行為も多く報告されているので、使わない方が無難です。
KKTVは語学学習にも使えるので、ドラマや映画のセリフをリピート再生する事で台湾語や韓国語を覚えられます。
台湾エンタメ作品が好きな方は、KKTVに登録してこれらの機能を有効活用しましょう。