日本だと全米オープンテニスが見れない…
全米オープンテニスが日本だと見れない理由が知りたい
日本にいながら全米オープンテニスを見れる方法が知りたい
グランドスラム大会の1つとされる全米オープンテニスには、毎年数多くのプロ選手が出場しています。
全米オープンテニスの放送は地上波では行われず、WOWOWと契約するか海外の動画配信サービスに加入する事で、初めて視聴できます。
通常の手段ではジオブロックによって弾かれてしまいますが、VPNを使えばこの問題を解決できます。
具体的な内容はスイスサーバーに接続してからスイス版DAZNにアクセスするというものです。
今回は日本からスイス版DAZNで全米オープンテニスを見る際の手順や、おすすめのVPNなどを詳しくご紹介します。
※ 2024年9月時点で視聴を確認できている方法です
日本から全米オープンテニスが見れない理由
全米オープンテニスが見れない理由は、日本での放送範囲がWOWOWに限られているためです。
それ以外で放送される機会はなく、野球やサッカーの大会中継が多いNHKでも全米オープンテニスの放送はされていません。
動画配信サービスでもグランドスラム大会の配信をしているケースはないので、元から対象外なのかもしれません。
今後も国内で全米オープンテニスの放送局を増やす予定はなく、海外の動画配信サービスを利用した方が早いでしょう。
スイス版DAZNならグランドスラム大会の配信も行われているので、全米オープンテニスも問題なく見れます。
地域制限(ジオブロック)とは
日本から全米オープンテニスが見れない問題は、、地域制限、別名ジオブロックと呼ばれる現象によるものです。
ジオブロックとは、インターネット上のコンテンツが一定の地域内でのみ閲覧可能で、その他の地域からはアクセスが制限されることを意味します。
この制限は、ウェブサイトやオンラインサービスがユーザーのIPアドレスを特定し、その情報を元にユーザーの位置を判断することで成り立っています。
例として、日本国内限定で設定された動画配信サービスに日本国外からアクセスしようとすると、「この地域では使用できません」というメッセージが現れ、視聴が不可能になります。
このような地域制限は、著作権やライセンス契約、各地域の法律や規則などの様々な要因によって設定されることがあります。
日本から全米オープンテニスを見る方法!VPN利用で快適に視聴可能
日本から全米オープンテニスを見る場合はVPNの利用がおすすめです。
VPNは「仮想専用線」といわれており、日本から海外のサービスを利用する際に、海外のサーバーを経由してアクセスできるため、全米オープンテニスなど日本からは利用ができないサービスでも使えるようになります。
スイス版DAZNから見ると、アクセス元はスイスだと判断されるので、日本からVPNとスイスのサーバーを接続すればそのまま見る事ができます。
また個人情報を暗号化させ、ハッカーなど他人に自分のデータを盗み見されにくくなるので、セキュリティの強化にも繋がります。
この方法なら日本にいながらでも安心かつ安全に全米オープンテニスを楽しめるでしょう。
VPNとは
「VPN」という用語は、「Virtual Private Network」の略称で、日本語では「仮想専用線」と表されます。これは、実際に存在する専用の回線のように機能する仮想的なネットワークを指します。
この技術は、ユーザーとWebサービスの間に特別な通信チャンネル、すなわち「専用トンネル」を作成し、そこを通じてデータのやり取りを行うことで、通信の安全性とセキュリティを高めるものです。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(「トンネリング」)。
VPN接続とは?VPNの基本とメリット・デメリットを紹介|ICT Digital Column
公共の無料Wi-Fiを利用する際や、異なる場所間でデータの交換が必要な場合に、インターネット上でのセキュリティを強化する目的でVPNが使用されます。
さらに、日本国内でアクセスが制限されているサービスに繋げたい時や、規制が厳しい国々から日本のサービスを使いたい場合などにも、VPNサービスが利用されることが多いです。
日本から全米オープンテニスを見るのにおすすめのVPN3選
NordVPN
サービス名 | NordVPN |
---|---|
月額料金 | 月550円〜 |
サーバー数 | 6000台以上 |
サーバー設置国数 | 111ヵ国以上 |
運営国 | パナマ共和国 |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、 Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
\ 30日間全額返金保証付き /
NordVPNは通信速度が非常に速く、動画を快適に見たい場合には最適のVPNです。
その秘密は「NordLynx(ノードリンクス)」と呼ばれる独自プロトコルにあり、世界最高を誇る通信速度のお陰で常に安定した状態で視聴できます。
全世界で1500万人が利用しており、VPN市場でも圧倒的なシェアを占めている事から、業界大手の安心感を得たい方にもおすすめです。
またNordVPNならほとんどの動画配信サービスにアクセスできるので、一度契約すればアクセス制限もまとめてクリアできます。
ノーログポリシーを宣言しており、通信ログや閲覧履歴などのデータを一切残さず、盗まれる心配がないので安心して利用できます。
PCだけでなくスマホ専用のアプリも存在し、ワンタッチでサーバーに接続できる点からもおすすめです。
ExpressVPN
サービス | ExpressVPN |
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月額料金 | 6.67ドル~ |
VPNサーバ数 | 3,000台以上(94ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
返金保証 | 30日間 |
\ 30日間全額返金保証付き /
ExpressVPNはイギリス領ヴァージン諸島に拠点を置くVPNであり、NordVPN同様に世界中で愛用されています。
タイを含めた94ヵ国に3000台以上ものVPNサーバーを提供しているため、GMM25も問題なく利用できます。
通信速度やサーバー数の多さも目を引きますが、ExpressVPN独自の特徴と言えるのが、1アカウントにつき8台までの同時接続ができる点です。
1人で8台分も使う方はほぼ見られないので、家族とのシェアで使うのが好ましいでしょう。
同時接続できるデバイスはPCやスマホのみならず、ゲーム機にも対応しているので、動画視聴に捉われない多様な使い方が期待できます。
またサポートセンターも24時間日本語対応しているので、万が一問題があってもすぐに相談し、解決できるかもしれません。
Surfshark
サービス | Surfshark |
---|---|
月額料金 | 308円~ |
VPNサーバ数 | 3,200台以上(100ヵ) |
暗号化アルゴリズム | AES-256-GCM |
同時接続台数 | 無制限 |
返金保証 | 30日間 |
\ 30日間全額返金保証付き /
Surfsharkは年々ユーザー数を増やし、近年では大手VPNサービスの1つに数えられるまでに成長したブランドの1つです。
「同時接続デバイス数が無制限」という他のVPNにはない特徴があり、使い勝手の良さもあって高評価が多いです。
表示や各種機能利用によるレスポンスに引っ掛かりやすい点など、VPN利用でよく見られる違和感も覚えないという声が多いので、使い勝手は非常に良好と言えます。
複数のデバイスと接続しながら家族で共有したい場合など、接続台数を重視したい方におすすめのVPNです。
長期契約によって数千円単位の大幅な割引が適用されるなど、年単位での利用を見越したユーザー向けのお得なサービスも用意しています。
各方面でのサービスが充実し、ユーザーの様々なニーズにも対応しているので、誰でも快適に利用できるでしょう。
VPNを使い日本から全米オープンテニスを見る具体的な手順
- VPNを契約する
- VPNのアプリをインストールする
- VPNのアプリを起動してログインする
- スイス版DAZNのアカウントを作成する
- スイス版DAZNで全米オープンテニスを視聴する
VPN(NordVPN)を契約する
NordVPNのトップページから「お得に購入」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報の入力など、画面の指示に従って契約を行います。
料金プランは、1ヶ月、1年、2年と3つ用意されています。短期間だけの利用であれば1ヶ月プランでOK。今後も海外で利用する場合は1年プランや2年プランで契約すると契約年数に応じて月額料金が安くなります。
VPN(NordVPN)のアプリをインストールする
次にNordVPNのアプリをインストールします。App StoreかGooglePlayから「NordVPN」と入力し検索、公式アプリをインストールしてください。
VPNのアプリを起動してログインする
インストールが完了したらNordVPNを起動させ、スイスのVPNサーバーに接続しましょう。
NordVPNの検索窓で「スイス(Switzerland)」と入力し、そのまま「接続」をクリックすればOKです。
サーバーを選んで少し待つと、バーメニューの鍵マークが「接続済み」に変わり、スイスのサーバーと接続された状態になるので、そのままスイス版DAZNのサイトにアクセスしてください。
登録したメールアドレスやパスワードに加え、2段階認証をオンしている場合は、認証コードも入力しましょう。
公式サイトが正しく表示され、自由に閲覧できるようになっていれば接続完了です。
スイス版DAZNのアカウントを作成する
DAZNのアカウントをお持ちでない場合は、新規のアカウントを登録しましょう。
スイスサーバーを経由した状態でDAZNを開くと、自動的にスイス版DAZNが表示されます。
公式サイトの右上に会員登録するボタンが見えるので、それをクリックしてプランを選びます。
既にDAZNのアカウントを持っている場合はシェアする事ができるため、そのままログインしてください。
スイス版DAZNで全米オープンテニスを視聴する
これでスイス版DAZNが利用可能になったので、公式サイトから全米オープンテニスを含めた全てのスポーツ番組を見れます。
スイス版DAZNが利用できるのであれば、VPN接続は解除しても構いません。
DAZNの配信内容は国ごとに異なり、日本では見れないスポーツの試合が多いので、日本版DAZNとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。
スイス版DAZNでは「ブンデスリーガ」などが視聴できるので、是非ご覧になってみてください。
無料VPNで日本から全米オープンテニスを見ることはできる?
- ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
- ユーザーの活動データが広告業者に送られている
- 信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
- 暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
無料VPNの管理者も善意で提供する者ばかりとは限らず、ユーザーの行動を監視している事も考えられます。
無料VPNでは基本的に通信を暗号化していないので、クリックしただけでユーザーの行動が管理者に筒抜けになってしまうケースが非常に多いです。
オーストラリアの研究機関が行った調査によると、対象の無料VPNアプリ283個のうち、84%が通信の際に適切な暗号化を施していない事が判明しました。
つまり第三者から個人情報を盗まれたり、閲覧中のコンテンツから追跡されるリスクが非常に高いという訳です。
自分の個人情報を守るためにも、無料VPNの使用は原則として避けてください。
ユーザーの活動データが広告業者に送られている
無料VPNが広告収入をメインとしている場合、広告が表示される機会が非常に多いです。
広告表示による合法的な手段で稼ごうとする業者もいますが、一方でユーザーの活動データを勝手に売ったり、利用したりする業者の存在も確認されています。
特に画像や音声データ、端末やアプリの履歴といった個人データは高値で売買できるので、広告業者から狙われやすいです。
実際に無料VPNから得た情報を元にして、暗号資産の不正売買が行われたという事件もありました。
これらのリスクを踏まえると、有料VPNを利用した方がはるかに安全だと言えます。
信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
個人情報は価値ある商材なので、マーケティングから悪用まで様々な理由で利用されやすいです。
VPNの運用や暗号化システムの維持には相当な経費がかかるので、業者は広告収入によってその経費を賄おうとします。
広告収入は真っ当な手段ですが、もう1つの手段として個人情報の流出があり、ユーザーの個人情報を売ってお金に替えるという悪質なものです。
特に信頼性の低い業者や運営元はこの手段を取る傾向が強いので、無料VPNを利用していると引っ掛かりやすくなります。
有料VPNならともかく、無料VPNにはノーログポリシーが備わっていない事が多く、ログから追跡されて個人情報を盗まれてしまう場合があります。
暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
無料VPNは暗号化技術が不十分で、セキュリティも脆弱な場合が多いです。
そのためマルウェアなど悪意のあるシステムには弱く、データも盗まれやすくなっています。
現在最も安全と言われている暗号化基準「AES-256」は、解読も事実上不可能とされる非常に高度なものです。
安全性については政府レベルで信頼度が高く、NordVPNなど主流の有料VPNにはほぼ全てが実装されています。
個人情報の保護についてもかなりこだわっているので、実際に使ってみるとその安全性を実感できるかもしれません。
スイス版DAZNの基本情報
DAZNはDAZNグループが運営しているスポーツ専用動画配信サービスで、世界200ヶ国以上の国と地域に展開しています。
本社をイギリスの首都ロンドンに構えており、2016年8月10日にオーストリア、ドイツ、スイスで同サービスを開始した後、8月23日から日本でも展開されました。
配信しているスポーツジャンルは多岐に渡り、サッカー、野球、テニス、モータースポーツ、アメリカンフットボール、ボクシングなどがあります。
これらの試合や大会の公式配信を行っており、インターネットを通じてどの国でも気軽に見れるのが大きな特徴です。
日本から全米オープンテニスを見る場合によくある質問
VPNで全米オープンテニスを見るのは違法?
VPN接続は日本とアメリカにおいては合法なので、使っても罰せられる心配はありません。
中国など、一部の国では違法もしくは規制扱いとなりますが、ほとんどの国では問題なく使えます。
グランドスラム大会が配信されているスイス版VPNの利用も合法です。
VPNで接続しても全米オープンテニスが見れない場合は?
VPN接続しても全米オープンテニスが見れない場合、サーバーの混雑などが原因として考えられます。
特に海外アクセス規制のあるサイトだと、VPNのジオブロックとブロック解除を繰り返すため、おのずと繋がりづらくなる可能性が高くなります。
その場合はサーバーを切り替えたり、しばらく経ってから再度ログインすれば、解決できる可能性が高いです。
それでも問題が長引く場合は、VPNサービスのカスタマーサポートに相談するといいでしょう。
NordVPNなどのライブチャット対応VPNサービスなら、すぐに対応してもらえるので契約先にしておくと便利です。
VPN接続でインターネットの通信速度は遅くなる?
VPNでの通信は暗号化したデータを共有の回線と接続し、接続先に転送する事で行います。
この方法だと通信速度が下がるので、データ転送にも時間がかかってしまうのがネックです。
通信速度を安定させるためには、近い場所にあるVPNサーバーと接続したり、充分な容量のサーバーを用意する事で改善されます。
海外から日本版DAZNに接続できる?
日本からVPNで海外の動画配信サービスと接続する時の応用で、海外から日本の動画配信サービスに接続する方法もあります。
この方法なら日本版DAZNにも接続できるので、日本でしか行われていないスポーツの試合も見放題になります。
海外旅行や出張の際に便利な方法なので、是非試してみてください。
日本から全米オープンテニスを見る方法まとめ
- 全米オープンテニスは国外での利用を制限していることから日本から視聴できない
- VPNを使うことで日本でも海外と同じように見ることができる
- おすすめのVPNサービスはNordVPN、MillenVPN、ExpressVPNの3つ
- 全米オープンテニスはWOWOWだけでなく、スイス版DAZNとの接続でも見れる
日本から全米オープンテニスを見る方法やおすすめのVPNなどを紹介しました。
日本での地上波放送はWOWOWのみですが、VPNでスイス版DAZNと接続すれば、海外で放送されたばかりの試合を視聴できます。
ジオブロックから解放されて全米オープンテニスを見れるのはもちろん、個人情報の暗号化による盗み見防止、セキュリティの強化といった効果も期待できます。
特に人気が高い有料VPNはNordVPN、ExpressVPN、Surfsharkの3つです。
無料VPNでは管理者がユーザーの行動を追跡したり、ユーザーの活動データや個人情報を流出したりと、違法行為も多く報告されているので、使わない方が無難です。
スイス版DAZNなら日本では見れない試合も多く配信しており、世界中で話題のスポーツ大会を知るチャンスになります。
是非とも有料VPNでスイス版DAZNにアクセスし、全米オープンテニスや他のグランドスラム大会をお楽しみください。