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DL版セットアップ方法

 VPNpi は Raspberry Pi を使った多目的VPNサーバーです。VPNpi をLAN内に置くだけで既存ルーターの変更なしにVPN接続できます。VPNpi を使えばVPN機能付きの監視カメラやファイルサーバーを簡単に利用することができます。(更新情報や操作Tips等はブログ記事もご参照下さい)

VPNpi の個人利用は無料です。ビジネスでのご利用やOEM等はお問い合わせ下さい。

 ここではSDイメージをダウンロードしセットアップする方法を説明します。 →旧バージョン
 最新版は raspbian-stretch-lite をベースに最低限のGUIを加えた1種類です。
( SDイメージ動作確認済み対応機種: Raspberry Pi 3B+ 、3B 、2B 、B+  )

1) SDイメージをダウンロードします。ダウンロードは下記リンクから行ってください。
・  ダウンロードリンク :  VPNpi-190120.zip (1.57GB)

2) ダウンロードしたzipファイルを解凍すると下記のイメージファイルができます。
・ SDイメージ : VPNpi-190120.img (4.00GB)
・ MD5: 9156e6f9361155a85f111105d732abf2

3) イメージファイルを容量 8GB 以上(補足1)の SDカードに書き込みます。
・ Windows で作業する場合、Win32DiskImager を使うと簡単です。

Win32DiskImager画面

 ・ MacOSX で作業する場合はページ下部の補足2: をご参照ください。

 書き込み完了するとSDカードに2つのパーティションができます。windowsで作業した場合、bootパーティションはマウントされますが、ルートパーティションは認識できずフォーマット確認ダイアログが出ますのでキャンセルして下さい。

3.補足) bootパーティションに特定のファイルを置くことで IPの固定や  sshログインのキー設定ができます。
- 1.IPの固定: bootパーティションの ipconf-sample.txt をメモ帳で開きます。内容をご利用ネットワークにあわせて編集し、別名 ipconf.txt で保存します。bootパーティションの ipconf.txt は起動時に読み込まれ IPが固定されます。DHCPに戻したい場合は ipconf.txt を削除します。
- 2.sshの設定: VPNpiのsshログインはキー認証のみ有効です。お使いのキーペアの公開鍵 id_rsa.pub をbootパーティションに置けば起動時に pi の authorized_keys に追記します。(/boot/id_rsa.pub は削除されます)

4) できた SDカードをRapberry Pi にセットし、ネットワークに接続して起動します。
VPNpi はヘッドレス運用です。ディスプレイやマウス・キーボードの接続は不要です。

下記セットアップを自動実行します。Pi 3 で約3分かかり、その間2回再起動します。
(ネットワークに接続しないとIP取得エラー待ちで2分ほど余分にかかります)
・ 最初の起動でパーティションを切り直し、データ領域を作成します
・ 再起動し、システム領域を拡張しデータ領域をフォーマット、鍵ペアを作成します。
各種パスワード生成、SoftEther VPN 設定もここで行われます。
・ 再起動し VPNpi サーバーが稼働します。

5) この状態で VPNpi の全機能を利用できます。
管理画面( http://vpnpi-3.local/CTRL/ )にはパスワードが設定されています。
まず以下の方法でパスワードを取得します。

5-1)ブラウザで http://vpnpi-3.local にアクセスします。

 VPNpi には Avahi(MacOSX の Bonjour 相当の機能)がセットアップしてあり、「ホスト名.local 」でアクセスできるようになっています。iOS や macos 、Windows 10 であればサーバーのIPアドレスを調べることなく上記のURLでアクセスできます。

 Windows で 8.1 以前であれば iTunes 又は Bonjour Print Services for Windows をインストールすれば Bonjour for Windows が使えるようになりホスト名.local(上記のURL)でアクセスできます。
Bonjour for Windows をインストールしたくない場合は、http://IPアドレス/CTRL/ でアクセスして下さい。IPアドレスはコマンドプロンプトで ping vpnpi-3 (ファイル共有で表示されるコンピュータ名)と打てば表示されます。

 Android には残念ながらまだ相当する機能がありません。ZeroConf Browser 等(Fireなら Bonjour Explorer 等)のアプリを使って Apple File Service(AFP)でIPアドレスを確認し、 http://確認したIPアドレス/CTRL/ にアクセスして下さい。(ネットワークスキャナの Fing もお勧め)

 なお、VPNから接続する場合、 iOS や OSX の VPN では Bonjour は使えません。ホスト名.local ではアクセスできませんので事前にLAN内で管理画面や help 画面に表示される「サーバーIP 」を控えておいてください。サーバーIP は通常はルーターかVPNpiを再起動するまで変わりません。 ※ Windows は 10 のVPNでは Bonjour が使えましたが、念のためサーバーIP は控えておいてください。

5-2)表示される画面下部の「 help 」リンクをクリックします。

 遠隔サポート設定画面(help画面)が表示されます。この画面は弊社の管理サーバーからお手元のVPNpiを遠隔操作するための設定画面です。ルーターのポート開放等の遠隔サポートが必要な場合、弊社からお伝えする管理番号を設定しautosshをONにします。
この画面左上の「動体検出記録」リンクをクリックします。

5-3)motion 動体検知記録のトップ画面が表示されます。

 この画面では VPNpi に USBカメラを接続した際の動体検知記録を見ることができます。
画面左下の「 _/_/_/」(隠しリンク)をクリックすると右のパスワード画像が表示されます。赤色の10文字のパスワードの両端を除く8文字が管理画面/CTRL/のパスワードです。
このパスワード画像は管理画面にログインすると消去され再表示できません。

※ 製品版ではパスワード画像は出荷前に消去済みです。

5-4)管理画面にログインします。

管理画面のURLは http://vpnpi-3.local/CTRL/ です。前の help画面に戻って右上の「管理画面」リンクをクリックしても表示できます。

管理画面のユーザー名は vpnpi で、パスワードは先ほどの8文字です。
※ 製品版には管理パスワードを記載した設定カードが付属します。

5−5)必要に応じて管理画面でパスワードを確認・変更します。

 

 管理画面の使い方は 操作方法-2 をご参照下さい。管理画面のパスワードを変更するには表示された画面右上の「設定」ボタンをクリックし詳細設定画面に移動します。
その画面下の方のパスワード関連・SSIDの確認・変更:の「確認」ボタンをクリックします。

5−6)パスワード確認・変更画面です。

 一番上が管理画面パスワードです。このパスワードでVPNpiの全パスワードを管理することになるので安全性には十分ご注意ください。

注)ご利用中の旧バージョンからの移行はこちらの記事をご参照ください。
最新移行ツールの update-VPNpi-2.tgz は private 共有にセット済みです。

補足0 : パスワードについて

※ ユーザー pi の他、各種パスワードをランダムに自動設定しています。
※ パスワードはWeb管理画面/CTRL/で確認・修正できます。
※ Web管理画面/CTRL/にもパスワードが自動設定されます


補足1 : SDカード容量

 容量 16GB のSDカードではパーティション構成は次のようになります。

Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/root        4.6G  2.7G  1.7G   63% /
/dev/mmcblk0p1    42M   23M   20M   54% /boot
/dev/mmcblk0p3   9.6G  8.7M  9.5G    1% /mnt/sd2

補足2: MacOSX でSDカードを作成する場合

 ・ MacOSX で作業する場合、ターミナルを起動し dd コマンドを使います。
まず df でマウント位置を確認し diskutil でアンマウント、dd でイメージを書き込みます。以下コマンド例ですが、disk番号やマウント名、ファイルパス等は環境で変わります。

MacBook:~ hoge$ df -h
Filesystem           Size   Used  Avail Capacity  iused   ifree %iused  Mounted on
/dev/disk1           112Gi  102Gi  9.8Gi    92% 26761532 2561702   91%   /
〜 中略 〜
/dev/disk2s1       3.7Gi  2.4Mi  3.7Gi     1%        0       0  100%   /Volumes/NO NAME
MacBook:~ hoge$ diskutil umount /Volumes/NO\ NAME/
Volume NO NAME on disk2s1 unmounted
MacBook:~ hoge$ sudo dd if=SDimage/VPNpi-190120.img of=/dev/disk2 bs=1m
Password:

 ddの進捗は ctrl-T で確認できます。コピーにはかなり時間がかかります。
なおMD5 の確認は下記コマンドで。この計算も結構時間がかかります。

$ openssl md5 SDimage/VPNpi-190120.img


補足3: 旧バージョンのダウンロード

旧バージョン( VPNpi-180529 、Stretch-lite )のSDイメージはこちらです。
旧バージョン( VPNpi-180322 、jessie with DESKTOP )のSDイメージはこちらです。
旧バージョン( VPNpi-170709 、jessie with PIXEL )のSDイメージはこちらです。
旧バージョン( VPNpi-170506 、jessie with PIXEL )のSDイメージはこちらです。
旧バージョン( VPNpi-161205 、jessie with PIXEL )のSDイメージはこちらです。
旧バージョン( VPNpi-160912 、jessie )のSDイメージはこちらです。
旧バージョン( VPNpi-151112 、Pi3には未対応 )のSDイメージはこちらです。

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