VPNpiと名付けてみた

 大変長らくお待たせしました。Raspberry Pi を使った VPN サーバー(家庭用?SOHO向け?多目的サーバー?)、VPNpi がようやく完成(?)しました。で、そのSDイメージを無料で公開することにしました。なんせOSSの集合体ですので... (単純なスクリプト等ではありますが当方の著作権も一応あります。何に使っていただいても結構ですが、出所だけは明記してください。)

 ダウンロードはこちら→ Zipファイル (1.4GB)、展開すると約4GBのSDイメージになります。 
 ---- 2015.12.4 追記:ダウンロード及びセットアップ方法は公開ページをご参照下さい

 母艦がWindowsなら Win32DiskImager あたりを使って 8GB以上のSDカードに入れてください。それを Raspberry Pi にセットして起動すると自動的にパテ切り直して2回再起動し、B+なら約4分半(ルータ等のdhcpに接続しないとタイムアウト待ち3回で2分近く余計にかかります)で完成したサーバーが起動します。

 完成したサーバーにはLAN内のPC等からブラウザでアクセスしてください。OSXやiOSならホスト名( vpnpi1000 )でアクセスできます。Windows10ならFWでポート5353/UDPを許可すればオッケー。Win8以前ならiTuneを入れるとBonjour for Windowsが入ってオッケー。Androidのヒトはゴメンナサイ、 Bonjour Browser アプリ等でIPアドレス確認してください。

 コントロールパネル(?)の URLは //vpnpi1000.local/CTRL/ です。又は //IPアドレス/CTRL/ で。 CTRLは大文字です。(小文字のctrlではダメ)

 コントロールパネルのデモ画面です。 操作方法等やVPNの設定方法は追って公開します。とりあえず何ができるのかは前記事をご参照ください。

 弊社からの遠隔サポートが可能な仕様になっていますが、遠隔操作するためには弊社からお伝えする管理番号を設定して自動生成された公開鍵をメールして頂く必要があります。なお、遠隔サポートは有償です。これも詳細は後ほど。

 あと、これもお約束ですが、このサーバーソフトを使って起きた一切の損失に対しての責任はご容赦ください。どちらかというと「人柱希望!」的なものとお考えいただければ幸いです。