VPNpiをご利用頂く上での最大の難関(?)はUPnPによるルーターのポート開放ですが、その状況を管理画面上で確認できるようになりました。

 上の画像は管理画面のUPnP関連の表示例です。
 ポートが開放されると「Open」と表示され、チェックを付けたポートが全部「Open」になれば表示が赤UPnPから緑UPnPになります。

 この例でのルーターは他拠点とIPsecでVPNしているのでUDP500ポートを利用できず、また別装置にTCP5555ポートを割り当て済みなのでそれも利用不可、UPnPで要求しても開放してくれません。以前の管理画面では確認手段がありませんでしたが、今回のアップデートで上の「Open/- – – -」表示に加えて管理画面下部のコマンド実行「ネットワーク探査」が「ネットワーク探査、UPnP確認」となり、upnpc -l コマンド実行結果も表示できる(⇒表示例)ので、より詳細な状況確認も可能になっています。

 この機能を追加し Raspbianをアップデート(2017/07/08時点の最新)した VPNpi 最新イメージ VPNpi-170709.img をこちらで公開しています。(更新情報は一つ前の記事もご参照下さい)

 前回の VPNpi-170506.img からの変更点はこの機能追加だけですので、下記のアップデートをご利用頂けば再インストールの手間が省けます。

 前バージョン VPNpi-170506.img からのアップデート方法です
1)自動アップデート用ファイル update-upnp.tgz をダウンロードします。
2)隠し共有 ¥¥vpnpi1000¥private にコピーしてから update.tgz にリネームします。
3)10分以内に新しい管理画面に更新されます。
※ 再起動はしませんが、UPnPはオフになります。VPN運用中の場合はご注意下さい。

 注1: Raspbianのアップデートは含みませんので、別途必要に応じてコマンド操作で対応してください。
( VPNpi-170506 で問題のあった、Pi3でアクセスポイント動作をさせると不安定になる件はアップデートで解決したようで、 VPNpi-170709 は大丈夫のようです)

 Raspbianのアップデートは、前の記事を参照してターミナルを開き、以下コマンドを実行してください。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

 注2: VPNpi-170506.img より前のバージョンをアップデートした場合、管理画面で「UPnPルーター設定」が使えるようになりますが、 arp-scan コマンドが未実装のため「ネットワーク探査、UPnP確認」の出力がUPnP確認のみになります。