—– 自動移行アップデート( update-VPNpi.tgz )の使い方 —–

 最初のVPNpiリリースから1年経過しましたので最新版に更新とかの移行をされる方もいらっしゃると思いますが、これまで使ってきた設定はどうされています?
 まぁ最初から全部設定し直しても知れてるっちゃその通りなんですが、piの秘密鍵や遠隔サポート用公開鍵他をセットし直したり、SoftEtherの仮想ハブやユーザー設定やらを元通りにするのはやってみると結構面倒だったりします。何より、SoftEtherのDDNSは同じ名前の再取得はできません。
 なので、上記設定ファイルを元のVPNpiから取り出して新しい方にコピーすることで既存の利用環境を引き継ぐことになるわけですが、それを一括でやっちゃう便利ツールが以下で公開する自動移行アップデートです。

■ 自動移行アップデート(バックアップの復元)

 VPNpiには初期リリース当初から設定ファイルを自動バックアップする機能が備わっています。最低限の設定項目 /etc 、/root 、/home 、/usr/local の4ディレクトリを毎日AM3:45にSDカードのデータ用パーティションに差分コピーしています。毎週木曜日のAM4:30にそのコピーをtarボール( sd-backup.tgz )に圧縮してUSBストレージ(接続してある場合)にコピーしています。
 ので移行やSD逝っちゃった際にこのバックアップから設定を復元できます。

※ 上記バックアップ用に、NAS機能を使っていなくてもVPNpiに余ったUSBメモリー等を付けておきましょう。
バックアップは2世代で60MB程度です。ギガバイトのUSBメモリー付ければtorrentも落とせるので便利です。

※ バックアップ sd-backup.tgz がない場合、元のVPNpiのSDカードから設定を引き継げます。

1)まずはSDイメージから新しいVPNpiを稼働させます。
2)元のVPNpiに付けていた( sd-backup.tgz が入っている)USBストレージをつなぎます。
  又は、元のVPNpiのSDカードをカードリーダーで接続します。
  ※ 接続はどちらか1つです。USBに2つ以上接続すると更新に失敗します。
  ※ 念のためWeb管理画面で /mnt/usbhdd の接続を確認して下さい。
3)update-VPNpi.tgz をダウンロードし、隠し共有 ¥¥vpnpi1000¥private にコピーしてから
  update.tgz にリネームします。

4)自動アップデートが始まるまでそのままお待ち下さい。
  VPNpi-161205.img以降は10分毎、-160912.img は毎正時にアップデートを確認します。
  (待ってられない人はコマンドラインで sudo /root/update.sh )

5)自動アップデートは sd-backup.tgz 又は旧SDカード内の下記設定ファイルを移行します。
−1.ホストネーム関連ファイル
−2.piのssh鍵ペア
−3.遠隔サポート用autossh関連ファイル(設定してある場合)
−4.SoftEther VPN設定ファイル

6)アップデートが終わると設定を反映させるため自動的に再起動します。

※)パスワード設定はコピーされません。新しく自動設定されたものが有効です。
※)固定IP等のネットワーク設定もコピーされません。再設定して下さい。
 ( /mnt/sd2/sd-backup/ に旧/etcを解凍するので、そこからコピーできます)